タッチパネルという技術の可能性

検出方法から見る、導入例

先ほどの項目の続きから話をしていこうと思う、意外と長くなったので途中でページを切り替えることになったなんていう内部事情が有るわけでは無いのでご容赦を。

タッチパネルといってもその内部に導入されている検出方法は1つではなく、全部で7つもあるというのは正直驚きだ。そしてそれら全てのタッチパネルが全ての製品に対して利用されることもない、特に最後に紹介した『電磁誘導方式』に関しては、指で触れても操作することができず、専用のペンを用いての操作のみしか受け付けないという、どのような製品に用いられるかがかなり限定されるものとなっている。ペンを用いるといえば、最近ではデジタル加工も可能になり、人によって自宅でより微細なイラストを描くことが出来るペンタブなどがこの方式で最も利用されている。中には指が触れれば反応するタイプもあるかもしれないが、そこまで気にするところでもないだろう。さすがにイラストを描いている最中に指を動かすこともないと思うが、というところで話を戻そう。

タッチパネルといっても一枚岩で構成されてはおらず、しかもその特徴などを踏まえて見ると大なり小なりどの製品にはどのタッチパネルの技術を利用すれば運用を円滑に進めることが出来るのか、そういう点でも考えられている事が理解出来る。ここまでこぎつくまでに相当の研究をつぎ込んだことは言うまでもない、今こうして少しでも便利と感じるものを開発しているのも、技術職の人々の功績あってこそといったものだ。筆者は理工関係はあまり得意としていない典型的な文系人間のため、詳細を理解するのは難しいが、それでも何となく客観的に見てもその技術がすばらしいというのだけは分かる。

タッチパネルという技術が開発されて、そして一般へと浸透して行くことになった時間などを考えれば、大したものだと圧巻されてしまう。

タッチパネルについての一覧表

そんなタッチパネルの検出方法についてもう少し話をして行くと、検出方法ごとの特徴とそこから見える違いなどについて少し表にしてみるとこのようになる。

検出方式 抵抗膜 静電容量 超音波方面弾性波 赤外線光学イメージング 電磁誘導
光透過率
指タッチ ×
手袋タッチ × ×
ペンタッチ △(専用ペン) ○(条件付) ○(条件付) ◎(専用ペン)
耐久性
耐水滴
コスト

上記のようになったが、こうしてみると全体的な面で一番応用の利くものとして『抵抗膜』が優れているといえる。だからこそスマホやアイフォンといったものに導入されているのだろう、世界的な規模で考えれば確かにそうだ。もはや億単位で発行されている世界市場のスマホ・アイフォンのことを考えれば、当然技術的な面でのコストはいかに簡略化できるかが重要なところだ。そう考えると一々多額のコストを消費するようなことになってしまったら、割に合わないというもの。それならスマホなどがアレだけ高額なのも頷ける、といった都合の良い展開にはならないのでここで書いておく。何だかんだで高すぎるのは正直誰もが思っているところ、ここから更に性能の高いタッチパネルとなったらまた一段と値上がりの可能性も無きにしも非ずだ。今後タッチパネルというものがどのような進化を辿っていくのかも気になるところだが、今はそういう話をするときでもないだろう。

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求められるのは公共性か、私的性か

ところがだ、一般に流通している抵抗膜方式のタッチパネルについて1つ注目して欲しいのが、『耐久性の低さ』について考えてみて欲しい。指で画面に触れるということで、少なからずディスプレイには力が加えられている。壊れることは無いだろうが、それでもタッチパネル方式の中では耐久面では一番低くなっている。だからこそ市場ではディスプレイが壊れないように補強する意図も込めて、ディスプレイの保護シートが多く生産されている。そのシートを使えば指紋などの汚れが付きにくくなったり、また少し値が張ることになるがプライバシー防止シートという強力なものを使えば色々な意味で秘匿性を保つことが出来る。

しかしどうして抵抗膜方式はこんなにも耐久性が低いのかというと、それには他のタッチパネルには無い、購買層向けに作られているからだ。即ち一般消費者に向けて、個人として利用する場合にはまず所有者本人しか利用しないという想定で創られていると考えられる。それ以外の方式で耐久性が高められているのは公共性、つまり自分以外の不特定多数の人間が利用する事が前提となっている点だ。公共的に利用される機械には、当然簡単に壊れるような構造をしているのは割に合わないからこそ、誰が触れても容易に破壊する事の出来ない耐久力を持っていなければならない。ただ私的に使用するものとなれば、基本的に自分以外の人間しか利用しない、また精密機械だからということもあるがそもそもの単価が高めとなっているという枷も相まれば、わざわざ壊そうと思って使用する人などいないはず。であれば多少なりとも耐久性を削ったとしても十分にコストパフォーマンスとしては申し分はないといえるはず。

タッチパネル方式に採用されているものの中には、そういった細かいところに配慮していると思うと奥が深くて益々興味関心が駆り立てられる。

タッチパネルが導く電子機器の未来

ここ数年間で進化した電子技術の1つである『タッチパネル』、スマホに導入されたことでより日常に身近な存在になったものの1つだ。そして意外と知らないだろう、タッチパネルについての知識や原理など、全般的に知らないことだらけだったので全部ひとまとめにして調べてみた!