会社概要として

粘着テープ・接着剤を製造している企業

デクセリアルズ株式会社という会社がどのような製品を作っているのか、元々は粘着テープと接着剤を主流の商材として生産していた企業だ。ソニーによグループ編纂と共に子会社化され、その後2012年に独立した後の企業ビジョンとして、『Value Matters-今までなかったものを、世界の価値になるものを。』を掲げている。このビジョンが意味するところは、卓越した独自の技術を組み合わせることによって、顧客のニーズ・期待以上の製品を作り出し、創造された以上の価値を作り出すことを目的としている。

ただこうした顧客の期待などにこたえるためにはそれぞれ異なる課題に直面する事はある、エレクトロニクス分野を始め、環境・新エネルギー分野といった高度な材料開発技術・プロセス技術によって支えられている。これまで見た事のなかった新しい機能性材料を提供することにより、今後の社会生活・人間社会においてより必要となってくる技術を創造することに尽力しているという。もちろんのこととして、地球環境に配慮した豊かさと質の向上に貢献することも忘れていないのを前提にしている。今のご時勢、環境問題を蔑ろにしている企業などといったものが存在していれば、それだけでどうぞご自由に叩いて下さいといったことになりかねない。

そんな事ありえるわけないとして、デクセリアルズ株式会社はこうしたビジョンによって常日頃から現場に足を運び、顧客からの声について真摯に耳を傾け、乗り越えなければならない課題を共有することによって、将来的な展望に向けてまだ誰もみたことがない価値を生み出すことの出来る社内体制の創造と、社員教育により『価値を創りだす事の出来る人材』を現段階における目的、または起業としての使命だという自負を持っている。

ではここではそんなデクセリアルズについて、もう少し企業としての概要について触れていこう。

設立から現在まで

それではここからはデクセリアルズの企業としての沿革について少し触れていこう。まずその始まりは1962年へと遡ることが出来る。

デクセリアルズ株式会社の沿革

1962年3月 原形のとなる『ソニーケミカル会社』設立
設立当初はトランジスタラジオのプリント基板用接着剤付銅箔の開発から始まり、この生産を国産化するために米R&A社と技術的援助契約を締結、回路用銅箔製品・工業用接着剤製品の製造と販売を行なう企業として、ソニーからの全額出資によって設立された。
1987年7月 東京都証券取引所市場第二部に上場
設立後は液状接着剤事業への参入、プリント回路用プライマスター製造ラインの完成、両面粘着テープの製造展開、フレキシブルプリント基板、放送局用のビデオデッキ用ヘッドの量産、技術異方性導電膜の業界に先駆けての製品化に成功、そして熱転写プリンター用インクリボンの生産など、設立してから25年という歳月からすれば十分すぎる生産を可能としたこと、そして独自の先端技術に対する社会の認識、ならびに評価を高めたことによって、株式を上場することに成功した。しかし、その株式上場も12年後には廃止となってしまう。
2000年1月 株式交換によって、ソニーケミカルはソニーの完全子会社化する
90年代に突入してからも光ディスク用記録層保護コーティング材分野への参入・リチウムイオン2次電池用保護素子・ビルドアップ基盤・プレイステーション用多層基盤・RCCタイプのレーザービルドアップ基盤などの生産が開始されるなど、時代が過ぎていくのと同様に目覚しくも確実に成長の一途を辿っていたソニーケミカルは、上場廃止となった1999年から一年後の2000年に、ソニーによって完全子会社化され、一台巨大ビジネスグループへの参入を果たすこととなった。
2012年10月 ソニーグループから独立し、社名を新たに『デクセリアルズ株式会社』へと変更
21世紀という新たな時代の幕開けと共に開発を行った『タッチパネル』の生産・反射防止フィルムの販売・光ピックアップ用紫外線硬化型接着剤の販売・高密度実装両面フレックスリジット基盤・熱伝導シートの生産・一括積層Any Layey多層基盤の開発・ディスプレイパネルの視認性を高める高額弾性樹脂の生産・プロジェクター用無機偏光板・太陽電池用タブ線接合材料の生産・無機波長板の生産などの、多くの製品開発にこぎつけることに成功し、そんな中で2012年10月に子会社体制から卒業して、一個足る企業として新たに新生する事となった。

スキルをブラッシュアップ!

何かと物入りな化学メーカーにありがちな環境問題について

デクセリアルズを始めとした大半の化学メーカーはもちろんだが、今やどんな世界に存在している企業に共通して行わなければならない事項として『環境問題』を挙げることが出来る。特に化学メーカーとなる業界については目下、どのようにしたら無駄に資源を減らせるかどうかこれまでずっと考えられていた。具体的に減らさなければならない、環境について配慮しなければならない対策として挙げられているのが、およそ対策として挙げられているのが『エネルギー問題』・『水の使用量』・『廃棄物削減』・『化学物質管理』の4つだ。

そういったものが具体的にどの程度減っているのか、またはキチンと対策しているのかは次の表で紹介しよう。

環境対策事項 2000年時 2013年時
CO2排出量 17万t 4.3万t
水使用量 243万t 31万t
廃棄物削減 2.2万t 0.25万t
VOC排出量 308万t 58万t

紹介したのは大体ソニーの子会社となる2000年頃から独立してから1年後の2013年までの、それぞれの環境問題に対する対策を取り入れたことによって、排出した量を紹介した。結果を見れば分かるとおり、13年という月日で考えれば十分すぎる結果を出しているといえるだろう。特に水の使用量は2000年と比べれば、およそ90%前後まで削減することに成功している。また化学物質によるVOC排出量についても60%並みの削減に成功している。全体的なリサイクル技術の進歩や、社内における環境対策への意識が非常に高いことも関係しているだろう。

タッチパネルが導く電子機器の未来

ここ数年間で進化した電子技術の1つである『タッチパネル』、スマホに導入されたことでより日常に身近な存在になったものの1つだ。そして意外と知らないだろう、タッチパネルについての知識や原理など、全般的に知らないことだらけだったので全部ひとまとめにして調べてみた!