市場の急速な拡大

富士経済が発表した世界市場調査結果

これからも成長が期待されているタッチパネルだが、その市場は今後益々増大して行くと考えられている。その一端として富士経済が発表した2018年を目処にしたタッチパネルの世界市場の動向をまとめた結果が発表されている。それによると、単純に考えて2013年と比べても市場は『3兆1866億円』にまで膨れ上がるだろうと予測され、その成長比率についても2013年と2018年の予測比率と比べれば、なんと『26.4%』も期待されているとのこと。

この調査で対象となった製品は静電容量式タッチパネルを中心とした『アプリケーション4品』・『タッチパネル6品』・『タッチパネル部材32品』を取り上げており、これらがこの先5年間という期間を見てどの程度まで成長するのか、その指標が立てられた結果が先述の様な成長比率と市場の拡大規模を意味している。

そうしたことも気になるが、もっと面白い事が分かるので少し深いところまでこの調査を参考に今後タッチパネル方式がどのような成長が期待されているのかを見てみよう。

世界的に広がりを見せるスマホを始めとしたタッチパネル方式を採用した製品

対象となった2018年ごろの市場ではどのような商品が市場で注目を集めているのか、主に先進国ではなく新興国での普及によって市場が押し上げられると考えられている。とりわけスマホにタブレット端末、。ノートPCといった製品がより増加の一途を辿ることとなり、よりハイエンドな製品、高価格となるタッチパネル機能を液晶の画素の中に組み込む方法である『インセル』と、カラー・フィルター基盤と偏光版の間に作りこむ『オンセル』の2つ、これらのものがより多く生産されることによって市場は加速度的に急成長して行くと考えられている。

またこの頃はタブレット端末の市場増加も期待できるところ、2013年に誰もが持っているのが当たり前のように扱われるようになったタブレット端末についても、2018年の成長予測の中で需要が更に増加すると期待されている。その成長の規模もスマホと同様と考えられているため、これからの数年間で画期的なシステムが新たに開発される可能性も示唆することが出来る。

その反面で、ノートPCについては正直なところあまり期待できないという。元々キーボードが搭載されているノートPCでタッチパネル方式の真価という点でも少しばかり気になるところ、それまで似なかったモデルだということも関係しているかもしれないが、さすがに採用すれば良いというモノでは無いのか、2018年ごろまでの5年間でもそこまで期待されるほどの成長率は期待できないだろうという結果が出ている。

ノートPCでどうしてこうした結果が出るのかは、やはり利用用途という点でスマホやタブレットとは大きく異なっているからだろう。ノートPCは確かに仕事をするという意味では便利な代物になるが、タブレット関係で仕事をするとなった場合ではどうしても弊害をもたらしてしまう。何よりスピードが優先される業務においてキーボードがないのは痛手過ぎるからだ、この先タッチパネルというものが進化しても、キーボードそのものの存在が必然性を感じられない世の中になるのはあまり考えられないところ。最新型を導入すればするほど、利便性は増していくかもしれないがそうした点でまた市場もそれなりに苦しい状況に追い込まれることになる。

スキルをブラッシュアップ!

最新にしても、その一歩先が期待される

市場こそ拡大が期待されている中では色々と期待したい点は人によって数知れずといったところだろう。だがその頃ともなれば、あらかた求められている最新という概念は些かハードルが上がってしまう傾向にある。具体的にいう最新とは、

  • ・低コストで生産されている
  • ・本体における低抵抗化・薄型化といった面
  • ・ディスプレイを見やすくするための視認性の向上

といったところで、いかにそれまでに創られたものよりも優れた商品作り出せるかがメーカーに求められてしまうため、よりフレキシブルな付加価値を消費者からの求めに答えるためにも、5年間という月日でより斬新かつ、より品質の高い生産を行っていかなくてはならないという重圧が伴ってくるのかもしれない。

個人的には別段新しければ良いというモノでは無い気もするのだが、ここまで来ると次に出てくる商品とはどんなものかと、期待をこめてしまうのは人間の性なのかもしれない。

タッチパネルが導く電子機器の未来

ここ数年間で進化した電子技術の1つである『タッチパネル』、スマホに導入されたことでより日常に身近な存在になったものの1つだ。そして意外と知らないだろう、タッチパネルについての知識や原理など、全般的に知らないことだらけだったので全部ひとまとめにして調べてみた!